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企業さま向け集団健診

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こんにちは。院長の新です。

今年も残すところ2か月をきってしまいました。年齢とともに月日の経過が、本当に早く感じられるようになりました。年齢を経ているからこそ、1日1日を大切に丁寧に過ごしたいものです。

さて、今月は、当院に胃カメラを導入し1年が経過しましたので 胃カメラについてお話させていただきます。

1年間で、すでに200名弱の方の胃の中を胃カメラで検査、診断させていただきました。検査をさせていただきながら気が付いたこと、感じたことがあります。それは、食道がんや胃がんの方が、今までの私の経験と比べて(福井県・神奈川県・東京都の勤務医時代の経験)非常に多いのではないか、ということ。調べてみると、県別胃がんの患者数ランキング。石川県は、なんと全国6位!私の今までの経験上多いなと感じたことも、うなずける結果なのでした。さらに、胃がんの原因とされるヘリコバクターピロリ菌感染者(*以降ピロリ菌)が3割弱。驚くほどに多くいらっしゃいました。

また、70歳代の感染率が5割弱と平均値と比べてみて高めの結果となっています。ピロリ菌感染により萎縮性胃炎から胃癌へと進展していきますが、萎縮性胃炎の時に除菌薬で駆除することで、将来の胃癌発生率を減らすことができます。また、除菌治療後、消化器症状の改善だけでなく、時に他の症状が改善することもあるのです。ピロリ菌を除菌することで、栄養の消化吸収が良くなり、鉄欠乏性貧血が改善されたり、慢性蕁麻疹が治ったりすることもあります。

逆に、貧血、蕁麻疹などの症状でお悩みの方は、1度検査を受けてみると、ヘリコバクターピロリ菌感染されているかもしれません。たとえ無症状の方であっても、1度はピロリ菌の有無を検査されるとよいかと思います。特に検査をおすすめする方は、胃部にもたれ感、吐き気、食欲不振、不快感、痛みなどの症状がある方。無症状の方でも中高年になるまでに1度も胃カメラ検査を受けたことがない方や身内に胃癌の方がおられる方、家族内にピロリ菌感染者がいる方などは、是非とも前向きに胃カメラ検査を検討されてもよいと思います。

胃カメラ検査をすすめておりますが・・・・・ 「胃カメラ検査はつらい!」というイメージがある方も多いかと思います。実際、昔の検査方法は、それはそれはつらいものであったことは事実です。当院では、咽頭反射のつらさを取り除く経鼻内視鏡を行っています。さらに、カメラの管自体も細いため、比較的苦痛なくお受けいただけると思います。それでも怖いという方は、まずはABC検診(血液でピロリ菌抗体とペプシノーゲンを測定)で胃がんリスク診断をしてから検討されてもいいと思います。 (こちらは自費診療になりますが、なるべく胃カメラは避けたいという方におすすめです。)

他に胃内の検査方法として、胃のバリウム検査があります。白山市の胃がん検診項目にもありますが、残念ながらこの検査で異常を指摘された場合、胃カメラ検査を行わないと確定診断につながりません。また、白黒のレントゲン画像であり、胃カメラ検査のようにカラー画像ではなく、微細な病変を捉えるのが難しいのです。さらには、同時に組織採取もできません。2度手間3度手間で患者様にはさらに苦しいイメージが付くかと思われます。以上の事から、わざわざ時間を割きお財布を開き、検査をされるのであれば、胃カメラ検査を、第一に選択されることが、心身ともに良いのではないかと思う次第です。

成人にピロリ菌の感染者が多いということは、同時に子どもたちにも感染していることが考えられます。実際、当クリニックでも検査をすると、子どものピロリ菌の感染が確認されています。特に思春期で体調を壊したり、学校へ行けなくなったりと力をなくしているお子さまの検査をして感じることです。そんなお子さまたちには、胃カメラ検査をまずはおすすめして実施しています。当院では、検査中麻酔はしませんが、中学生のお子さまたちも頑張って胃カメラ検査を受けてくれています。

「子どもにも胃カメラ検査するの??」と思われるかもしれませんが、子どもたちのピロリ菌感染の有無を調べることは、おおいに意味があることと私は考えています。それは、ピロリ菌がいた場合、栄養の吸収障害が起こってしまうからなのです。こちらについては、また詳しく次号でお伝えさせていただきます。

保護者の方で上記症状に加え、 胃腸が弱い・・・ 子どもの口が何をやっても臭い・・・。 アレルギー症状が強い・・・。
など感じるようでしたら、ピロリ菌がお腹に滞在していることが原因かもしれません。当院の胃カメラ検査のデーター数は、まだまだ大きな検査団体に比べると少ないかもしれませんが、今後もデーター収集をし、白山市の自治体などに、成人のみならず子どものピロリ菌検査の必要性も上申していくつもりです。

みなさまの行動で、白山市、さらには石川県のピロリ菌感染と胃がん発生率を減らしていきましょう!!

 

新くりにっく
院長 新  浩一

 

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