マンスリーコラム

こんにちは。院長の新です。
今年の梅雨はほんとに長く感じましたが、やっと北陸地方も梅雨が明けました。

この数か月を思い起こせば、5月25日に全国的に非常事態宣言の解除が発令されました。解除の発令とともに開放感を感じ、少しホッとしたのもつかの間、感染者数は全国的に記録更新を続けており、沖縄では再度非常事態宣言が発令され、東京都でも飲食店の短縮営業の要請が発令しました。 まだ1波の波がおさまらない中、さらには2波の心配が残り、徐々に日常に戻ったとはいえ、制限された生活様式が再び余儀なくされはじめ、新たなライフスタイルは、不安と常に隣り合わせです。

マスク着用やソーシャルディスタンスなど、新たなライフスタイルが確立されたコロナ自粛ですが、その自粛を経験したことにより、不安だけではなく新たな発見もありました。

4月22日はアースデーでしたが、そこで世界中の空や海、川、山など、人間が活動を止めたことにより、二酸化炭素量が減り、空気汚染も減り、活動していた時に比べるとクリーンになっている事が確認できました。

人間にとっては不自由だったロックダウンや非常事態宣言ですが、自然や地球には皮肉にも良い結果をもたらしたことになります。

また、毎日満員電車に揺られて定時に会社に出勤することや会議がある事は、当たり前だと思っていましたが、実はそれらの殆どはリモートワークでも可能なことを、多くの企業が認識することになりました。

リモートで打ち合わせや会議を行うことは、かなりの無駄が省け、時間短縮につながっているそうです。

ですが、物事には両極があります。

無駄が省けてよい部分もあれば、フェイスTOフェイスならではの温度感を感じることが出来ない点や人間関係や信頼関係がない場合は初回からリモートで人間関係を築くことが難しいという点もあります。

他にも、各分野、各職業、それぞれに様々な気付を得た方も多いことと思います。

“歴史は繰り返す”と普段の生活で実感されたことはないでしょうか。

おおまかに子どもから親になるのは、平均25歳から30歳だとすると 25年から30年のサイクルで、親から子へと次世代へと何かが受け継がれていくこととなります。

親子の共通認識が影響しているのかは、定かではありませんが、この25年から30年程のサイクルで、音楽やファッション(ミニスカートなど)、トレンドや流行が繰り返しているように感じます。

ファッションや流行だけでなく、病気も、実は同じようなサイクルがあるのをご存知でしょうか。

このコロナパンデミックは、実は100年前に流行したスペインかぜ(世界感染者5億人、死亡者5千万人)と酷似しており、テレビで専門家たちが比較をし、今後の予測に使っています。

“歴史は繰り返す”のならば、100年前に起こった事柄に目を向けて、何が起こったのかを知り、最悪の事態を想定し、それに備えることもありなのではないかと感じるのです。

最悪を想定しておけば、そうならなければもちろん良いですし。ですがもしそうなった時にもより小さなインパクトでやり過ごすことが出来るのではないかと思うからです。

では、100年前に何が起こっていたかを少しご説明いたします。

・1914-18年 第一次世界大戦、
・1918-19年 スペインかぜ、
・1923年 関東大震災、
・1929 世界恐慌がありました。

歴史は繰り返すとして、これらの出来事が同じようにセットで起きたら、と考えるとだけでもとても恐ろしいですが 過去に実際ありましたので、未来にも起こらないとも言いきれません。

100年前と比べると、生活はより便利になりました。背活を豊かに楽にするためにあらゆるものが発明されましたが。残念なことに感染病対策だけは、未だに、100年前と変わりません。 ここだけが、アナログ。。。。。。

手洗い、うがい、マスク、そして、良質な睡眠と適度な運動と栄養ある食事。

当たり前のことが出来なくなった世界ですが、100年前と変わらない当たり前のことが自分や他人を罹患させない手段となります。

学校の授業にオンライン授業を導入しようという案は、実は何十年も前から議題に上がっていながら、その重要性の低さや手間や費用などが邪魔をして何十年もとん挫していたそうです。ですが、この2月からのコロナウイルスのパンデミックにより、多くの学校があっという間にオンライン授業を導入しています。

大手フィットネスクラブでは、オンライン授業を配信し、お料理教室や習い事もオンラインによる授業に前向きな取り組みをしています。

お持ち帰りをしていなかった飲食店もお持ち帰りを導入し、リモート化に関わる企業やお買い物代行業やオンデマンドで鑑賞できるネットコンテンツを扱う企業が増収増益となっています。

地球の環境がクリーンになっただけでなく、ものすごいスピードで、ありとあらゆることの当たり前が当たり前でなくなっている気がします。

世界がコロナウイルスの蔓延と並行して大きな転換期に突入しているのかもしれません。

このタイミングで新たに生まれた事柄には、何か重要な意味があるのかもしれません。

日本のニュースだけでなくあらゆる国のニュースを見ると、同じウイルスのニュースなはずなのですが、その温度差にも驚きます。

日本政府は、未曽有の事態に一生懸命に事態を収束しようと努力をしてくれてはいますが、右往左往を繰り返しているようにも感じます。

これからの時代は、誰かに何かにゆだねるのではなく、自分の目で見て調べて、自分の頭で最善を考えて、誰かのせいではなく、自己責任で決断と選択をしていかなくてはいけない時代なのではないかと個人的には感じています。

罹患者が1日も早く減る事を心から願っています。

新たなライフスタイルをつらいと感じるのは、やらされていると感じるからかもしれません。ですが、自ら選択したのならば、それは同じことでも、苦痛ではなく当たり前と感じることが出来るのかもしれません。

ニュースを見て恐怖を感じ、ワクチンができるまでと家に閉じこもるだけでなく。今できる事のそれぞれの最善を積み重ねることが大切だと思います。

私においては、日々の患者さんとの問診において、少しでも不安を取り除くことや、自分自身も罹患しないよう、スタッフも罹患させないよう、クリニック内での衛生管理と健康管理の徹底を引き続き気を引き締めておこなっています。

皆様もそれぞれの最善をどうぞ考えてみてください。

そして、引き続きご自愛ください。

 

新くりにっく
院長 新  浩一

 

 

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