マンスリーコラム

今年も暑い暑い夏でした。
9月になりましたが、まだまだ熱中症などの夏病にご注意ください。

体が重く疲れやすい、、、など、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。熱中症対策も引き続き万全に、ご自愛ください。日ごろから、ビタミン、ミネラルを食事から摂取し、水分補給をこまめにし、残暑を元気に乗りきりましょう。

さて、少し前の話になりますが 高齢者による、交通事故や高速道路逆走運転などが、テレビで問題視され報道されていました。その流れを受けて、高齢の芸能人が免許証を返納したこともニュースになっていましたね。確かに、加齢による脳の老化により、判断能力や反射神経が鈍くなるのは理解できますが、一概に年齢でひとくくりにしてよいものなのか、、、と、疑問が湧きました。

都会での生活は車なしでも、確かに十分可能でしょう。ですが、地方の車無しでは不便な場所で暮らしている方々が、車を失ったらどうなるでしょうか。おそらく都会で暮らしている方々よりも地方で暮らされている方の方が人数が多いように推測されます。ライフラインである、スーパー、病院、役所にも行けず、家から動けない方々を作ってしまうのではないでしょうか。こうした矛盾点を解消せずに、問題が露呈したから安直に取り敢えずその問題だけを沈火しようという国の考えには少なからず不信感が湧きました。確かに、行政はすぐに解決できない問題を沢山抱えていることも理解できます。ですが、年齢でばっさりと切るようなコンピューターでも出来るような体温を感じない判断はして欲しくないものです。

いずれにしろ、この問題背景には認知症の増加があると言えるでしょう。国の試算では、2025年には、65歳以上の方の5人に1人が認知症になるとの発表がされています。以前は、エイズやがんは治らない恐ろしい病だと恐れられてきましたが、 現在では、認知症は治らない恐ろしい病だと密かに思われており、今や一番恐れられている病気になっているかもしれません。 私事ではありますが、先日、この認知症をテーマに地区の公民館で講演をさせて頂きました。お越しいただいた皆さん、やはりこのテーマにとても興味を持っており、熱心に話を聞いてくださりました。

この講演に先立ち資料を作成するために、認知症の原因について調べたのですが、探れば探るほど、これは社会問題だな、と感じずにはいられませんでした。認知症の原因については、脳の一部である海馬(記憶を司る)へのアミロイドβ蓄積説が濃厚であるとされていました。しかし、現在は、この説は研究者の間で疑問符が投げかけられているようです。

ある脳科学専門医は、加熱されたサラダ油で生じる“ヒドロキシノネナール”に原因があると提唱しています。“ヒドロキシノネナール”が、神経細胞膜を酸化(サビつかす)させて神経細胞を殺していくとの見解です。

また、九州大学名誉教授 内科・循環器専門医である藤野武彦先生は、著書の中で認知症の原因は“脳疲労”だと語っています。“脳疲労”とは、神経細胞膜の成分である“プラズマローゲン”(リン脂質の一種)が低下することである、と説明しています。

両者ともに、「神経細胞膜」が原因に関与しています。その膜は、リン脂質という油で出来ています。だからこそ、油の種類や摂取の仕方が重要なのだと感じました。どんな油をどのように摂取しているか。 日頃から意識して良い油をとっていますか。今日からは、食品の裏にある食品表示を都度確認して見ましょう。そして、自分の体に良い油を探してみて下さい。

“食品表示=健康表示”
その一口が、未来のあなたの体を作ります。

自分の体を守るのは、自分自身。自分の体の個性を理解し、日々の積み重ねの大切さと自分で守ることを意識することです。

健康指導や栄養指導も新くりにっくでは、行っています。気になる方は、どうぞお声がけください。

 

新くりにっく
院長 新  浩一

 

 

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