マンスリーコラム

あけましておめでとうございます。
院長の新です。

2017年が始まりました。今年は酉年です。皆さまは、新年どんなお気持ちで迎えられましたでしょうか。今年は、「新くりにっく」が開院して3年目を迎えます。まだまだよちよち歩きの2歳児。けれど、色々な知識を吸収するのもこの時期です。

昨年は、診察にお越しいただいた患者さま、近隣の学校の学生さんや先生方、月に1回開催しているセミナーにお越しいただいた方々と、本当に多くの方々とお目にかかる事ができました。十人十色、人さまざま。人に歴史ありだなと感じます。

日々の診療においても、診療に関係のない患者さまの若い頃のお話やご家族の話などを聞くのが私の楽しみのひとつです。この雑談ですが、一見診療に全く関係無さそうなただの雑談に見えるのです、実は診察に関係があったりするのです。

年齢とともに起こることに不安や苦しみを覚える。病気もそのひとつだと思います。さまざまな経験が重なり、または、ひとつの出来事が形を変えて変形し種となるのかは分かりませんが、長い人生という道のりの間に起きた今までの出来事が今の状態を作り出すと考えています。これまでの患者さまの人生、ヒストリーを聞くことが治療のヒントになることもあるのです。経験や思考パターン、生活習慣と疾病とは、なんかしらの因果関係があるのではないかと確信しています。ですので、時間が許せば、患者さまの状態や病気以外の話をきく医者だと自分では思っています。

そんなお話を聞いている中で感じる事があります。それは、皆さまあまり「ご自身の身体についてはご存知ない。」という事です。薬は貰っているけれど、何の病気か知らない。分からない。もしくは、ざっくりとした認識。でも、出された薬はちゃんと飲み続け、無くなれば新しく取りに来る。または、総合病院で精密検査をしておきながら、その検査が何の検査だったか知らない、分からない。もしくは、憶えていない。 ・・・・などなど、意外に無頓着な方が多いことに驚かされます。

また、その逆のパターンもあります。 簡単にネットで何でも分かる時代のせいでしょうか。にわかに調べ過ぎてしまい自己判断で病気を何種類も創り上げている方。健康オタクとよばれる情報を収集しすぎて何をどうしたいのかを分からなくなっている方。どれも、健康を維持したい事に違いはないのに、どこか方向違い、見当違いなのかもしれませんね。

以前、知人から医療従事者は、医者も看護師も医学の素人つまり患者さまに状態を説明するのが下手だと言われました。自分達だけに理解できる長年使用している業界用語(医療用語)や医学界の中での当たり前を患者さまにすでに周知の事実として端折説明してしまっているようです。確かにそうかもしれません。きちんと説明しているつもりだけれど、患者さまには伝わっていなかったりもするのでしょう。伝えた事が本当に患者さまの頭に入ったか、理解できたのかが重要です。

確かな情報をお渡しする事。おひとりおひとりに即した情報を患者さまの目線で丁寧にご説明しお話するようにとくりにっくのスタッフには伝えています。

今年は、かかりつけの患者さま方が「自分の身体は、自分が一番知っている!」と思っていただけるような取り組みをスタッフ一同知恵を出し合って行う予定です。引き続き、毎月開催している「知っていたら便利なちょっと得する豆知識にもなるコミュニティルームセミナー」もさらに力を入れて開催する予定ですのでお楽しみいただけたらと思います。

2017年さらにステップ!アップ!!ジャンプ!!!大きく羽ばたけるように。新くりにっく、皆様に喜んでいただける地域医療を目指し邁進いたします。よろしくお願いいたします。

院長 新  浩一

 

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